だいきのぶろぐ

だいきのぶろぐ

本から得た知識をベースにあなたの役に立つ情報を発信しています。

君の名は。がヒットした理由をコーネル大学が6147本の映画を分析して明かしました

f:id:Asagimadara:20190620094057j:plain

君の名は。


今回は、新海誠監督の大ヒット映画君の名は。」がなぜヒットしたのか?って点にについて科学的に分析をしていきたいと思っております。

 

具体的には、どういうプロットの映画がヒット作になるのか?ってのを調査したコーネル大学の論文が元ネタになっております。

 

君の名は。がヒットした理由はプロットにあり?

 

結論からいいますと、コーネル大学が6147本の映画を調査して分かった結果としては、大ヒットする映画のプロットには6つの感情パターンがあることです。

 

  1. 右肩上がり:どん底から成功にひたすら向かっていくパターン
  2. 右肩下がり:ひたすらどん底に向かうパターン
  3. 下がって上がって:いったんネガティブに向かい、そこから上がるパターン
  4. 上がって下がって:いったん上がって、ネガティブに向かうパターン
  5. 上→下→上:いったん上がって、下がってまた上がるってパターン
  6. 下→上→下:いったん下がって、上がってまた下がるってパターン

 

どれもなんだか見たことあるようなパターンですね(笑)

 

ここで「君の名は。」がどれに当てはまるのか?ってところを考えますと、

5の上→下→上が当てはまるんではないでしょうか。

 

まず瀧くんと三葉が入れ替わるシーンがポジティブが多めな日常として流れます。(上がりです)

次に入れ替わりが突然起こらなくなり糸守町がなくなったことが原因と知るシーン(ここでいったん下がります)

そしてかたわれ時で瀧くんと三葉が会うシーンでわずかに上がりますがすぐに瀧くんは名前を思い出せなくなって全体的に見たらまだ下がり傾向にあります。

そしてそのままエンディングでネガティブエンドかと思いきや、最後の神社階段のシーンで一気に上がるって流れになってます。

 

ここでポイントになると思うのが、下がったことろから一気に上に上がることですかね。

振れ幅の広さが多くの視聴者の感情を揺さぶって感動を招いたものだと思います。

 

まとめ

 

君の名は。」がヒットした理由は感情のプロットにあって、上手に上→下→上を描いているところにある。

またテレビで「君の名は。」が流れるそうなので気になった方はその辺を注目してみてみるのもいいんじゃないでしょうか(笑)

私は映画館で13回みて脳裏に焼き付いてしまってるのでたぶん見ないですが(笑)

 

 

君の名は。

君の名は。